30日に東京競馬場で行われる
アルテミスS(2歳・牝・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去9年で最多となる6回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で3回の
ステイゴールドが続き、2回が
ハーツクライ、
ダイワメジャー、
クロフネ、
キングカメハメハとなっている。
ディープインパクト産駒は[2-3-1-10]。18年
シェーングランツ(6人気)、19年
リアアメリア(1人気)の2頭が勝ち馬として名を連ねる一方で、12年17着
バリローチェ(2人気)、17年6着
トーセンブレス(1人気)、18年8着
ミディオーサ(3人気)といった上位人気馬の凡走も見受けられる。今年は
ロムネヤが該当。
ダイワメジャー産駒は[1-1-0-3]。13年に
芙蓉S・1着からの臨戦で
マーブルカテドラルが勝利。ただし、GIIIの格が付されてからは15年2着
メジャーエンブレム、18年11着
グレイシアと1人気の支持を集めた2頭が勝ちあぐねていることは気に留めておきたい。今年は
トーセンシュシュが出走を予定している。
エピファネイア産駒は[0-0-1-1]。産駒初出走となった昨年は、3人気
テンハッピーローズが3着、9人気
オレンジフィズが14着という結果だった。なお、東京芝1600mでは[8-6-6-54]複勝率27.0%という種牡馬成績を残しているが、特別戦では[0-0-2-10]とまだ連対例がない。今年は上位人気と目される
フォラブリューテほか、
サークルオブライフ、
シゲルイワイザケ、
ミントと4頭が該当するため、改めて真価を問われるだろう。