◆消耗少なく中1週で参戦
ミスヨコハマは
函館2歳Sへ(6日・常木)
先週函館の2歳未勝利戦で初勝利を挙げた
ミスヨコハマ(牝2歳、美浦・
斎藤誠)は、
函館2歳S(16日・函館、芝1200m)を目標に調整される。師は「いいスピードを見せたし消耗も少なかった。大味な競馬しかしていないが、好レースを期待したい」と力を込めた。
◆「適性はあると思う」
バグラダスは
新潟2歳Sで芝初挑戦(6日・武山)
先週福島の新馬戦(ダート1150m)を勝ち上がった
バグラダス(牡2歳、美浦・嘉藤)は
新潟2歳S(8月28日・新潟、芝1600m)を目標に調整される。「芝の適性はあると思います」と師。
◆
マルモリキングは充電放牧 秋の中京開催を視野に(6日・安里)
2日の小倉新馬戦(ダート1000m)を勝ち上がった
マルモリキング(牡2歳、栗東・大橋)はいったん放牧へ。「入厩して日は浅かったけど、センスがあると思っていた。芝の小倉2歳S(9月4日・小倉、芝1200m)には向かわず、9月中京の
ヤマボウシ賞(※番組未定、昨年はダート1400m)あたりに向かいたい」と師。
◆
バロッサヴァレーがゲート試験合格 全兄
スワーヴリチャード(6日・妹尾)
GI2勝馬
スワーヴリチャードの全妹
バロッサヴァレー(牝2歳、栗東・高野)がゲート試験に無事合格。牝馬らしくキリッとした面を見せながらも、ゲート入りの場面では実に従順。時計になるような速度ではなかったものの、発馬自体もスムーズだった。良血馬のこれからの調整ぶりが楽しみだ。
◆牝系は
ダイナカール一族
エテルネル攻め気配ばっちり(6日・森元)
エテルネル(牝2歳、美浦・池上、父
タリスマニック、
母デュナミス)がこの日、美浦Wで4F54秒3-11秒9を馬なりでマーク。数字自体は地味でも、脚さばきは実に軽快で気性も前向き…初戦から好戦を期待できそうだ。
◆全兄
ウインカーネリアン 反応良好
ウインアイオライト(6日・石堂)
ウインアイオライト(牝2歳、美浦・手塚、
父スクリーンヒーロー、
母コスモクリスタル)がこの日、美浦Wで6F87秒7-39秒8-12秒4を馬なりでマーク。しまい重点にサッとやる感じで、身のこなしは良く反応もスムーズだった。全兄は
谷川岳S-
米子Sとマイルのリステッド競走を連勝中の
ウインカーネリアン。奥のある血統背景で、今後の調整にも注目していきたい。
◆走る馬の雰囲気実感
ディオファントスがCW1F11秒4(6日・浜口)
馬体、走りっぷりともに目を引く
ディオファントス(牡2歳、栗東・斉藤崇、父
モーリス、
母ディオジェーヌ)は、1歳上の半兄に2戦2勝の
リブーストを持つ血統馬。先週に続いて栗東CWで併せ馬を行ったこの日は、5歳オープンの僚馬
マンオブスピリットに終始優勢の手応えで、最後は1馬身先着を果たした。時計は6F87秒6-11秒4を記録。これは走ってきそうだ。
◆1本追って力感アップ 良血
サトノガレオン進境十分(6日・石渡)
先月29日に美浦坂路で4F57秒7-42秒0-13秒0の初時計を記録している
サトノガレオン(牡2歳、美浦・堀、父
ロードカナロア、
母スウィーティーガール)がこの日、同じく坂路を軽めのキャンターで駆け上がった。初追い切りでの動きは案外だったが、当時との比較で力感が出て確かな進境を示している。母はアルゼンチンのGI勝ち馬で、今後の動向が注目される。
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提供:デイリースポーツ