◇ブ
リーダーズカップ(2022年11月5日 米ケンタッキー州キーンランド)
米国競馬の祭典、ブ
リーダーズカップが行われ、クラシック(ダート2000メートル)は米国の
フライトライン(牡4)が、2着に8馬身1/4差をつけて圧勝した。デビューから無傷6連勝で、G1は4連勝となった。
マイル通過が1分34秒台と同カテゴリーのBCダートマイルの勝ち時計を上回るハイペースを楽々と追走し、直線で
ライフイズグッドをかわすと現地実況は「takes off!」と伝えた。ゴール直前には「セクレ
タリアト!」とある馬の名を興奮気味に叫んだ。
セクレ
タリアトは米国の伝説の名馬。1973年に米3冠を達成し、なかでも3冠目の
ベルモントSでは2着に31馬身差をつける衝撃のレースを見せたことでも知られる。
フライトラインは父タピット、
母フェザード(母の父インディアンチャーリー)の血統。デビュー戦と2戦目は1200メートル、3戦目のG1・
マリブSは1400メートル、4戦目のG1・
メトロポリタンHは1600メートル、前走のパシフィッククラシックSは2000メートルと距離を伸ばして進撃していた。
パシフィッククラシックSで今年の
ドバイワールドカップを制した
カントリーグラマーに19馬身1/4差をつける圧勝を飾るなど、6戦の合計着差は71馬身となった。
スポニチ