2歳馬情報「厩舎編」は東西有力厩舎の素質馬たちを全12回で紹介します。この中に、来年のクラシックホースがいるかも!?第9回は池江厩舎編。
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まずは22年の1歳セレクトセールにおいて2億5000万円(税抜き)で落札された
インビジブルセルフ(牡、父
エピファネイア、
母アウェイク)。「雄大な馬体で、ものすごくグッドルッキング。背が高くて
スタイルがいい。当然、クラシックを目指します」と絶賛。既にゲート試験は合格しており、デビューが待ち遠しい。
16年ファンタジーS勝ちの
ミスエルテを母に持つ
ミエスペランサ(牝、父
リアルスティール)。22年末に左右後肢の繋靱帯を傷めたためデビューは遅れそうとのことだが、「素質はかなりのもの。身体能力が高くて、お母さん以上のバネがある」と期待を込める。
伯父に
オルフェーヴル、
ドリームジャーニーと厩舎ゆかりの血を引く
オールデュスヴラン(牡、父
ルーラーシップ、
母デルニエオール)は、じっくり乗り込んで成長を促したい考え。「この血統だし、クラシックディスタンスでは」と大舞台を見据える。
母が米G1覇者という
ホウオウトランプ(牡、父
サトノダイヤモンド、
母レディイヴァンカ)は「父をほうふつとさせるような好馬体。芝の中長距離タイプでクラシックを」と好感触だ。同じく米G1勝ちの
ファイネストシティを母に持つ
ダノンウィルヘルム(牡、父
レイデオロ)も同じく芝の中距離タイプ。叔母に18年フィリーズR勝ち馬
リバティハイツがいる
レッドスウィング(牡、父
ハービンジャー、
母ディヴァインハイツ)は夏頃の入厩を予定。「雄大な馬体。
パワーもありそう。血統的にも期待大」と話した。
提供:デイリースポーツ