競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
今週は担当厩舎の2歳馬の現状をお伝えできればと思います。
辻野厩舎の
ロードリレーション(牡、父
キズナ、
母グラナダ)は10日にゲート試験に合格。師は「まだ緩いし、子どもっぽい面も見せています。成長を促して、デビューはもう少し先になりそうです」とのことです。
中内田厩舎の新種牡馬
レイデオロ産駒
マテンロウゴールド(牡、
母ルールブリタニア)は未勝利戦から4連勝でオープン入りを果たした
エピファニーの半弟。4月20日にゲート試験を合格したあとは放牧へ。デビュー時期は未定となっている。
中村厩舎の
レッドコート(牡、父
レッドファルクス、
母アリアプーラ)は快速馬
フギンの半弟。「短距離向きのタイプだと思います」と師。
カリフォルニアクローム産駒の
エルフストラック(牝、
母スペルオンミー)はゲート試験合格後に放牧へ。「牧場でも順調に過ごしています」とのこと。
ヤマニンエジェリー(牝、父
サトノアラジン、
母ヤマニンギモーヴ)は推定体重500キロと牝馬にしては大きめのタイプ。「いい脚を長く使えそうなタイプですね」と感触は上々だ。
野中厩舎の
パイロ産駒ソングライター(牡、
母ギフトオブソング)について、師は「血統的にもダートかなと」。
プエルタセクレタ(牝)の父は新種牡馬
ニューイヤーズデイで、母は11年に
羽田盃、
東京ダービーを制した
クラーベセクレタ。血統的にはダートが良さそうな印象だが、師は「柔らかみがあって、きれいな跳びをする。芝でもやれそう」と期待を寄せている。(馬サブロー栗東支局・塩手)
提供:デイリースポーツ