05年の
安田記念を勝った
アサクサデンエン(牡8、美浦・河野通文厩舎)が現役を引退し、来年から北海道日高町のブ
リーダーズスタリオン
ステーションで種牡馬入りすることがわかった。6日、同牧場に到着している。
アサクサデンエンは、父Singspiel、母がポモーヌ賞(仏G2)勝ち馬
ホワイトウォーターアフェア(母の
父Machiavellian)という血統の英国産馬。半弟に昨年の
小倉記念(GIII)を勝ち、
天皇賞・秋(GI)で2着した
スウィフトカレント(牡6、栗東・
森秀行厩舎、
父サンデーサイレンス)がいる。
01年にデビューし、2連勝で
ひいらぎ賞(500万下)を制覇。5歳時の04年
クリスマスC(1600万下)に勝ってオープン入りし、05年京王杯ス
プリングC(GII)で重賞初制覇。続く
安田記念(GI)も
スイープトウショウ、
サイレントウィットネス以下を下し、GI初挑戦初制覇を果たした。その後は勝利することができなかったが、05年
天皇賞・秋4着、06年
安田記念では10番人気と人気を落としながらも
ブリッシュラックの2着と存在感を示していた。昨年12月の
阪神C(GII)4着が最後のレースになった。通算成績31戦8勝(うち海外2戦0勝、重賞2勝)。