道営史上牝馬として初となる３歳時に北斗盃、北海優駿、王冠賞の三冠制覇を成し遂げ、強く道営ファンの記憶に残るレースを６歳まで戦い続けたクラキンコ号の不屈の闘志を讃え、門別競馬場ウイナーズサークルで下記のとおり引退式を行います。また、引退式に伴い、クラキンコ号の馬主・調教師・騎手・厩務員への花束贈呈プレゼンターを募集します。

■クラキンコ号引退表彰式
［日時］　11月7日(木)　18：40頃〜
［場所］　門別競馬場ウイナーズサークル横
※当日の天候等により、変更する場合があります。

■プロフィール
　父　クラキングオー　　母　クラシャトル
牝　栗毛　2007年4月11日生（6歳）
馬主　倉見 利弘 氏
調教師　堂山 芳則
騎手　宮崎 光行
厩務員　赤井 克明
生産者　倉見牧場
生涯成績　33戦12勝(重賞8勝)
主な勝鞍
2010年　第34回北斗盃
2010年　第38回北海優駿
2010年　第9回フロイラインカップ
2010年　第31回王冠賞
2011年　第1回コスモバルク記念
2011年　第8回星雲賞
2012年　第9回星雲賞
2013年　第12回ノースクイーンカップ


【補足】
クラキンコは9月2日のビューチフル・ドリーマーカップ以来出走せず、道営記念の前哨戦・瑞穂賞にも登録がありませんでした。その動向が気になっていましたが、大一番に出走せずに引退するようです。

両親とも道営のダービー・北海優駿の勝ち馬というホッカイドウ競馬ゆかりの血統ゆえ、デビュー前から知る人ぞ知る存在でしたが、まさか後に北海優駿どころか三冠すべてを制するとは、当時誰もが思わなかったでしょう。3歳から6歳まで4年連続重賞勝ちを収めるなど、長くホッカイドウ競馬に貢献しました。

今後は生まれ故郷での繁殖牝馬としての活躍に期待します。レア血統のかたまりのようなクラキンコにどんな種牡馬をつけるか、マイナー種牡馬好き（？）の倉見牧場の選択はいかに？　また、唯一の全弟クラグオーには今後姉の分も活躍してほしいものです。

ネタ元のURL

http://www.hokkaidokeiba.net/topics/main.php?p_tcd=0000003241