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豪G1コックスプレートを未勝利馬が制覇

  • 2013年10月26日(土) 17時50分
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26日に豪州ムーニーヴァレー競馬場で行われたオセアニア地区の春シーズン中距離No.1を決める豪G1コックスプレートで、3歳の未勝利馬Shamus Award(シェイマスアワード)が逃げ切り勝ちを収めキャリア初勝利がコックスプレート制覇なり、同レース史上初の未勝利馬による制覇となった。

レース映像:http://youtu.be/_LMeRTLBxbU

勝ったShamus Awardは豪州のダニー・オブライエン厩舎の所属で、デビューは昨年10月でここまで9戦未勝利で、未勝利馬ながらも重賞にも複数出走してG2戦でも2着が2度あり前走の豪G1コーフィールドギニーでは勝ち馬から半馬身差の3着と能力的には重賞でも十分通用する部分を見せてきた馬ではあったが、未勝利馬でレーティング・獲得賞金も低いため当初はフルゲート14頭に対し最終登録した15頭の15番目となり唯一の補欠馬として除外対象だったが、コックスプレートの枠順確定後に本命候補とされていたAtlantic Jewel(アトランティックジュエル)が屈腱炎により電撃引退となったため、繰り上がりにより今回の出走となっていた。

コックスプレートは馬齢重量戦であるが、3歳馬にとっては日本で例えれば皐月・桜花賞トライアルの時期に古馬の一線級と対戦するようなもので斤量差は大きく、5歳以上の牡・セン馬59.0kg、4歳馬牡・セン馬57.5kgに対し3歳馬は49.5kg(牝馬各-2kg)と軽量となり騎乗出来る騎手も限られ当初は補欠馬でもあったので、今回は19歳の見習い騎手チャド・スコフィールド騎手が騎乗しての参戦で、同騎手にとっても初のG1制覇となり19歳でのコックスプレート制覇は、1975年Fury's Order(フューリーズオーダー)で制覇した後にニュージーランドで殿堂入りするブレント・トムソン騎手の17歳に次ぐ2番目の若さでの制覇だった。
ネタ元のURL
http://www.news.com.au/sport/superracing/shamus-award-and-apprentice-chad-schofield-claim-cox-plate-in-sensational-circumstances/story-fndprusm-1226747390605

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