マイルチャンピオンシップと香港マイルを勝ち、現在はアメリカで種牡馬生活を送るハットトリック。その初年度産駒でフランス調教馬のDabirsimは7月5日、ラ・テスト・ド・ビュッシュ競馬場で行われたエレニカ賞(芝1200メートル、5頭立て)を3/4馬身差で勝利。10馬身差勝利のデビュー戦から2連勝とした。勝ち時計は1分14秒89。1000メートルの通過タイム1分02秒41。
次走は7月24日にメゾンラフィット競馬場で行われる仏G2ロベールパパン賞、もしくはその1週間後にラ・テスト・ド・ビュッシュ競馬場で行われる準重賞クリテリウムベケとされる。
Result
http://www.paris-turf.com/reunion/pid57-course.html?table=tableaux_des_resultats&idcourse=780246
【補足という名のつぶやき】
すみません、フランス語は翻訳を通してもさっぱりです。なのでコメント翻訳とかは入ってません。記事のニュアンス、ユーザーコメントではけっこう期待されてて、リザルトから見られる記事でもロベールパパン賞挑戦を明言してるっぽかったです。
ただ、レースを見てないので分からないのですが、Dabirsimが56.5kgで出走しているのに対し、3着馬が58kgを背負ってるっぽい。着差的には斤量が一緒だったら負けててもおかしくないので、本当に強いかは成績からは見えてこないですね。とはいえ、仕上がりの早さに任せてすでに6,7戦をこなしている馬も目立つ中で、1カ月おきに1戦と大事に使われているので、厩舎的には期待されていると思われます。
ロベールパパン賞はフランスで現時点で一番実績のある仏G3ボワ賞勝ち馬Family One、そしてイギリスからは英G2ノーフォークS優勝のBapak Chinta、2着のBoomerang Bobが出走を予定しているみたいで、2歳戦線の現時点での最強クラスが集まるようです。なので、ここは自重して準重賞に回って、もし勝てば8月下旬の仏G1モルニ賞で勝負をかける可能性もあるのではないでしょうか。少なくともBapak Chintaは英G1ナンソープSが目標でモルニ賞には出ないようなので。
- ネタ元のURL
- http://www.tierce-magazine.com/breve1-pid157-cid76583-dabirsim-vers-le-prix-robert-papin.html