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【フェブラリーS】ミッキーファイト 調整に狂いなし 左右のバランス差改善し良化傾向 田中博師も厩舎の新エースに期待

デイリースポーツ
  • 2025年02月21日(金) 06時00分
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 「フェブラリーS・G1」(23日、東京)

 フォーエバーヤングを中心として、レベルが高いと言われている現4歳世代。その中でも上位の存在で、レパードS名古屋大賞典を制したミッキーファイトが、G1初制覇に向けて20日、美浦Wで追い切りを行った。6F80秒8の好時計を記録し、切れのある軽快な動きを披露。デビュー当初から抱えている左右のバランス差などの課題も改善傾向にあり、着実な良化を見せている。

 名古屋大賞典で重賞2勝目を挙げたミッキーファイトは、美浦Wでグロスビーク(3歳未勝利)と併せて半馬身先着。2馬身追走の形から直線に入って馬体を並べると、終始、余裕の手応えで最後は鋭く伸び、馬なりで6F80秒8-36秒7-11秒4の好時計を刻んだ。

 田中博師は「やりたい強度の調教と馬の感触を確認する両方ができた」と、ここまでの調整に狂いがないことを強調。その上で、「きょうに限らずだけど、走りの質が変わったのか、ちょっとストライドが伸びたのか、見ている印象よりも時計が出る感覚がある。いい走りになってきたという印象ですね」と、この中間の変化を口にする。

 もともとが走りにおける左右のバランス差が課題の馬。そこの改善に取り組みつつ、今回は東京マイル戦ということで舞台を意識した調整も行ってきた。「東京の千六になるので、少しでも(走りに)緩急をつけられるように取り組んできたけど、その課題に関しては一段階、良化したと思います」と感触を伝える。着実に成長し、進化しており、それが走りの良化につながっている。

 昨年末に厩舎の中心的存在のレモンポップが引退。同じダート馬として比較されるところはある。師は「明け4歳馬でキャリアが6戦と、まだいろいろな手助けが必要な段階ですが、レモンポップのような馬になってほしいという思いはあります」と素直な気持ちを伝える。未完成だが、それだけの可能性を秘めていると期待する馬。ここで存在感を示せば、偉大な先輩に近づくことができる。

提供:デイリースポーツ

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