「
桜花賞・G1」(13日、阪神)
フィリーズR3着で権利を獲得した
ボンヌソワレは金曜朝、美浦坂路で調整された。軽く
ステップを踏みながら馬場に入ると、しっかり折り合い、4F67秒5-49秒4-15秒8とゆったりとしたリズムを刻み、真一文字に登坂。落ち着いた様子で、輸送前の最後の調教を終えた。
出来に不安はない。動きを見届けた宮田師は「最終追い切りを終えた後も、カイバは食べているし、体調は良さそうですね」と笑みを浮かべた。事前発表馬体重は前走比で6キロ減の442キロ。中4週で2度の阪神遠征も、「再度の輸送になるので、体重は木曜日発表より減るだろうけど、元気があるので」と不安視してない様子だ。
3枠5番でのゲートイン。トレーナーは「スタートセンスが良くて、競馬も上手。ロスなく運んで一発を狙いたいですね。外枠だと前に壁をつくれないし、内枠は良かったです」と歓迎する。14年
ハープスター、22年
スターズオンアース、23年
リバティアイランドと3度の
桜花賞制覇の実績を誇る川田の継続騎乗も頼もしい限り。
トライアル3着からの逆転へ虎視眈々(たんたん)だ。
提供:デイリースポーツ