22日、東京競馬場で行われた第26回
フェブラリーS(4歳上、GI・ダート1600m)は、
内田博幸騎手騎乗の6番人気
サクセスブロッケン(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)が、道中は好位の外目を追走。直線での激しい叩き合いを外から豪快に交わすと、3番人気
カジノドライヴにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒6(稍重)のコースレコード。1番人気
カネヒキリは好位から直線で内を突いて伸びたが、さらにアタマ差の3着に敗れた。また、昨年の覇者で2番人気の
ヴァーミリアンは6着に終わっている。
勝った
サクセスブロッケンは、
父シンボリクリスエス、母は02年
フィリーズレビュー(GII)の勝ち馬
サクセスビューティ(
その父サンデーサイレンス)という血統。
07年11月のデビュー戦(福島・ダート1700m)を大差のレコード勝ちで飾ると、そこからダートで4連勝をマーク。初芝となった
日本ダービー(GI)は18着に敗れたが、続く
ジャパンダートダービー(交流GI)を快勝して重賞初制覇を飾った。古馬との初対戦となった
JBCクラシック(交流GI)は
ヴァーミリアンにクビ差の2着。ここ2戦も
東京大賞典(交流GI)3着、
川崎記念(交流GI)3着と
カネヒキリの前に敗れていたが、今回その2頭に初めて土をつけた。通算成績11戦6勝(うち地方4戦1勝、重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。