ソーユーシンクの最初のオーナーで現在は共同所有者のダトー・タン・チンナムは11月5日にチャーチルダウンズ競馬場で行われるブリーダーズカップ・クラシックに出走させる意向であることを明らかにした。
「彼はコックスプレートに出走すれば3連覇を成し遂げたであろうが、我々は彼が世界を制することを望んでいる。ソーユーシンクはオーストラリアのレベルの高さを世界に示し、我々の期待に応えてくれた。私は彼がアメリカでよりよい結果を出すと信じている」とチンナムは語った。
ソーユーシンクは南半球2009-2010シーズンの豪最優秀3歳牡馬で、G1競走5勝を含む12戦8勝を挙げた後、6000万ドルでクールモアにトレードされてヨーロッパにわたり、タタソールズゴールドカップ、エクリプスS、愛チャンピオンSを制している。最近の2戦は凱旋門賞4着、チャンピオンS2着。
[補足]
ソーユーシンクはこれで約1カ月で凱旋門賞、チャンピオンS、そしてBCクラシックと最高峰のレースを3戦することになります。オーストラリア時代には1カ月半で5戦、最短中2日というローテーションをこなしてるので、タフなこの馬には難なくこなせるのでは。
オッズは現在3歳牡馬最有力のアンクルモー、牡馬相手にG1勝ちした牝馬ハヴルドグレースに続く3番人気の6〜8倍となっているようです。得意の10ハロン戦ですが初ダートなのでそのへんも判断が難しいところ。
http://www.oddschecker.com/horse-racing-betting/ante-post-racing/flat/breeders-cup-classic
なお、一部ではBCで引退という記事もあります。
http://www.skysports.com/story/0,,12040_7252482,0.html
ただ、元ネタのシドニーモーニングヘラルドには引退については一切触れられていません。
http://www.smh.com.au/sport/horseracing/dato-with-destiny-for-champion-in-the-us-20111019-1m86a.html
南半球馬は北半球より半年遅生まれなので、北半球換算では明け4歳相当。なので現役続行の線もなくはないと思われます。そのへんのアナウンスはまだ特になかったと記憶していますが、さてどうなりますか。
- ネタ元のURL
- http://www.thoroughbredtimes.com/racing-news/2011/10/20/so-you-think-to-breeders-cup-classic.aspx