JRAは22日、08年
桜花賞(GI)など重賞2勝を挙げた
レジネッタ(牝5、栗東・
浅見秀一厩舎)、09年
府中牝馬S(GIII)を制した
ムードインディゴ(牝5、栗東・
友道康夫厩舎)の2頭が、同日付で競走馬登録を抹消したと発表を行った。
レジネッタは
父フレンチデピュティ、
母アスペンリーフ(
その父サンデーサイレンス)という血統。07年9月にデビューし、2戦目で初勝利。08年4月の
桜花賞では12番人気の低評価を覆す差し切り勝ちでGI初勝利を挙げ、続く
オークス(GI)も3着に好走するなどクラシック戦線で活躍。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、今年4月の
福島牝馬S(GIII)で
桜花賞以来、約2年ぶりの勝利を飾った。今秋は
エリザベス女王杯(GI)11着、
愛知杯(GIII)9着と大敗が続いていた。今後は北海道勇払郡安平町の追分
ファームで繁殖馬となる予定。
ムードインディゴは
父ダンスインザダーク、
母リープフォージョイ(
その父Sharpo)という血統。07年12月にデビュー勝ちを飾ると、翌08年の
ローズS(GII)、
秋華賞(GI)では2着に好走。豪快な追い込みを持ち味とし、09年10月の
府中牝馬Sで待望の重賞初勝利を挙げた。その後は敗戦が続き、前走
愛知杯も17着と結果を残せずにいた。今後は北海道勇払郡安平町のノーザン
ファームで繁殖馬となる予定。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。