現地時間22日、星・クランジ競馬場で行われた
シンガポール航空国際C(3歳上、星G1・芝2000m、12頭立て)は、今年のドバイワールドCの6着馬で、G.ショフィールド騎手騎乗の8番人気の伏兵
ジターノエルナンド Gitano Hernando(牡5)が、2番手追走から直線で抜け出すと、リヴァージェテス
River Jetez(牝7)らの猛追を半馬身振り切り優勝。勝ちタイムは2分03秒93(良)。
1番人気に推された
クイーンエリザベス2世カップ(香G1)の2着馬、
カリフォルニアメモリー California Memory(セ5)はスローペースに我慢できず2コーナーで先頭に立ち、直線で伸びを欠いて8着に敗れた。
ジターノエルナンドは通算16戦7勝で、これで国際G1競走は09年
グッドウッドS(米G1)に続いて2勝目。芝コースでの重賞勝利はこれが初めて。
【勝ち馬プロフィール】
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ジターノエルナンド(牡5)
父:Hernando
母:Gino's Spirits母父:ペルジノ厩舎:南ア・H.ブラウン
主な勝ち鞍:09年
グッドウッドS(米G1)、10年ダイアモンドS(英G3)
(※年齢表記は生産国に準じる)