宝塚記念で悲願のGI初制覇を果たしたアーネストリーは、予定通り札幌記念(8月21日・札幌)へ向かう。「放牧には出さず、栗東で調整してから函館入りする。札幌のあとは天皇賞・秋(10月30日・東京)へ。その後はジャパンC(11月27日・東京)か有馬記念(12月25日・中山)。両方は使わない」と佐々木師。2着ブエナビスタは29日に放牧。ノーザンファームしがらきを経由して早来に出される。「レース後も状態は問題ない。秋は普通に3つ(天皇賞・秋→ジャパンC→有馬記念)だろう」と松田博師。

　昨年の有馬記念14着後、休養中のレッドディザイア(牝5歳、栗東・松永幹)が、復帰戦となる札幌記念に向け、来週にも函館競馬場に入厩することが分かった。現在は北海道千歳市の社台ファームで調整中。「ここまで順調にきていますよ」と松永幹師は8カ月ぶりの実戦に向けて意欲をのぞかせていた。

　先週の函館で5戦目にして初勝利を挙げたメジロダイボサツ。ディープインパクト×メジロドーベルの良血馬だ。次は横津岳特別(7月23日・函館)へ。「ようやく体つき、身のこなしが良くなってきた」と大久保洋師。初勝利と同舞台で2連勝を狙う。

提供：デイリースポーツ