レコードからコンマ2秒差の好時計で初陣を飾ったコスモメガトロン。少し間隔はあいたが、1週前追い切りでは、函館Wで5F66秒0-12秒9(強め)をマーク。(併せ馬の)手応えは劣勢だったものの、しぶとく並入に持ち込んだ。体は緩んでおらず、いい状態をキープしている。清水英師は「前走後は放牧を挟み、牧場でしっかり乗り込んできた。1週前の動きも良く、状態は申し分ない。まだ成長の余地は残しているけど、ジョッキーが自信を持って乗れば結果はついてくる」と力が入っていた。

　中山芝1200mのデビュー戦を楽勝したエクスクライム。「新馬戦ではセンスの良さを見せてくれた。ただ、スムーズに先行することができたからね」と牧師は振り返る。1週前追い切りは、美浦坂路で4F51秒7-12秒5(馬なり)を余力十分にマーク。持ったままでスピード感あふれる走りを披露。力は十分に出せる雰囲気だ。「1週前の動きはまずまずといったところ。今回は相手関係が一気に強化されるので、そのあたりがどんなものかな」とやや慎重な口ぶりだった。

提供：デイリースポーツ