JRAは12日、東京・港区の六本木事務所で関東定例記者会見を開き、東京競馬の単独開催として行われる10月10日(月=祝)に、日曜限定で発売されている「
WIN5」を例外的に発売することを発表した。対象レースはメーン11Rの交流GI・
南部杯を含めた、8〜12Rの5鞍。1競馬場だけで実施されるのは初のケースとなる。
この10月10日は、東日本大震災で甚大な影響を受けた岩手県競馬を「支援する日」として各種のイ
ベントを実施。今年のサッカー女子W杯で優勝し、ロンドン五輪への出場も決めた「なでしこ
ジャパン」の沢穂希主将(東京都府中市出身)が東京競馬場へ来場し、トークショーに出演する。
ほかに当日は、全レースで全賭式の払戻金に売り上げの5%相当額を上乗せ。また、岩手県競馬が輩出した名馬
メイセイオペラ(9R)、
トーホウエンペラー(10R)を記念した競走を施行し、
南部杯(10月9日に前日発売を実施)のファン
ファーレは、
盛岡競馬場で使用されている曲を演奏し盛り上げを図る。同日の売り上げの一部は岩手県競馬組合に拠出される。
なお「
WIN5」を今後、土曜日や現金投票で発売する可能性に関して、小畠薫・広報担当理事は「慎重にお客さまのニーズを検討していきたい。ただイ
ベント的に、今回の10月10日のように発売することはあるかと思う」と語った。イ
ベントの詳細などは
JRAホームページまで。
提供:デイリースポーツ