10番人気ラリエット(牝、父メイショウボーラー、美浦・高柳)が、3番手のインから鋭く抜け出しデビュー勝ち。アパパネの半弟で2番人気シュガーヒルを3/4馬身振り切った。勝ちタイムは1分24秒5。1番人気の良血マスクオフは、致命的な出遅れから直線よく追い込んだものの、2着から1馬身1/4差の3着に敗れた。

　騎乗した中谷は「気難しさはあるが、きょうは落ち着きがあり、ケイコの感触通りのいい走りだった」と称賛。また、高柳師は北海道日高町の実家の生産馬でのVに「あれほど切れ味があるとはね」と笑みを浮かべた。

提供：デイリースポーツ