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米国の人気種牡馬Indian Charlie死亡

  • 2011年12月16日(金) 01時43分
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サンタアニタダービー勝ち馬で、種牡馬として多くの活躍馬を輩出したIndian Charlieが12月15日の朝、16歳で死亡したことが明らかになった。現役時代に管理したボブ・バファート調教師がツイッターで明らかにしたことによるもの。

ボブ・バファート「我々はIndian Charlieを失ったと聞いて非常に悲しい。競走馬として、種牡馬として、素晴らしい思い出を与えてくれた馬だった」

Indian Charlieは通算成績5戦4勝。父はフォルティノ系のIn Excess、母は複数のG3を勝ったSoviet Sojournという血統。デビューから4連勝で1998年のサンタアニダービーを制し、ケンタッキーダービーでは1番人気に支持されたが、サンタアニタダービーで負かしていた同厩舎のReal Quietに敗れて3着だった。その後休養に入り、ハスケルインビテーショナルHで復帰する予定だったが、調教で靭帯を断裂したため現役を引退した。

引退後はヴィネリーで種牡馬入りし、2003年からは現在のエアドリースタッドで繋養されていた。種牡馬としてはIndean Blessing、Fleet Indian、そして今年のクラシック戦線の最有力と目されていたUncle Moと3頭のエクリプス賞受賞馬を出すなど、10世代で65頭のステークスウィナーを含む393頭の勝ち馬を輩出している。2012年の種付け料は75000ドルとアナウンスされていた。

なお、BloodHorse誌によると、死亡日時は15日の9時30分頃で、死因はガンであるとのこと。



【補足】
Indian Charlieは2009年以降は70000〜75000ドルで種付け料が推移していて、人気と実績はかなりのものがあった種牡馬でした。年齢的にもまだまだ多くの産駒を送り出せるはずだったので、惜しまれる死であったと言えるでしょう。

代表産駒の1頭であるUncle Moは来年から種牡馬として活動するので、父Indian Charlieの死でこの馬にかかる期待もより大きいものになると思われます。

日本にも20頭近く産駒や受胎した繁殖牝馬され、競走馬としてデビューしていますが、古馬オープンまで出世した馬はいないようです。2歳時に素質を見せるもののクラシック戦線では入着まで、その後は自己条件でも苦しんで故障で引退、みたいな現役を送る馬が多いですね。
ネタ元のURL
http://www.thoroughbredtimes.com/breeding-news/2011/12/15/indian-charlie-dies.aspx

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