函館2歳Sを横綱相撲で快勝した
ファインチョイス。前走後は放牧で成長を促した。短期間ながらその効果はてきめん。明らかに変化した
シルエットに担当の藤井厩務員も「夏はきゃしゃでした。背も伸びて、いまは450キロぐらい(前走=436キロ)ある。これまでは減らないが、増えもしなかった。帰厩してからはしっかりカイバを食べてくれています」と目を細める。
乗り込みも入念だ。中間は栗東CWで併せ馬を消化。26日の1週前追いでは、岩田を背に栗東CWで6F82秒8-12秒2(一杯)をマーク。併せた相手に0秒7先着。「牝馬なのでこれで十分。以前よりも
パワーアップしていますね。初めての輸送競馬に心配はあるが、馬運車ではおとなしい。(領家)先生も言っているが、距離は延びても大丈夫だと思う」。京都の軽い芝で、そのスピードはさらに脅威となる。
カンナSを制し、未勝利→OP連勝を飾った
ビウイッチアス。武藤師は「まだまだの状態だったが、能力の高さで勝ってくれた」と振り返る。1週前追い切りでは、美浦坂路で4F48秒3-12秒2(一杯)をマーク。回転の利いた動きで、スピード乗りもいい。好状態をキープしている。「前走後も順調だし、1週前の坂路でもいい動きを見せてくれた。競馬が上手な馬だけに、距離延長も問題ない」とトレーナーは重賞初Vに手応え十分の様子だった。
提供:デイリースポーツ