JRAは4日、09年
秋華賞(GI)、10年のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(首G2)を制した
レッドディザイア(牝5、栗東・
松永幹夫厩舎)が、11月5日付で競走馬登録を抹消すると発表した。今後は、北海道千歳市の社台
ファームにて繁殖馬となる予定。
同馬は
父マンハッタンカフェ、
母グレイトサンライズ(
その父Caerleon)という血統。
09年1月の新馬戦(京都1800m)でデビュー勝ちを収めると、続く
エルフィンS(OP)も連勝。
桜花賞(GI)、
オークス(GI)では
ブエナビスタの2着に敗れたが、
秋華賞(GI)では同馬の三冠を阻みGI初制覇を達成した。
翌年はドバイワールドC(首G1)に挑戦。前哨戦のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(首G2)では後方から豪快な末脚で優勝するも、本番では11着に敗れた。また、同年秋にはアメリカ遠征も敢行。フラワーボウル招待ステークス(米G1)3着、BCフィリー&メアターフ(米G1)4着と善戦するものの勝ち星を挙げることはできなかった。11年の8月21日の
札幌記念(GII)・3着が最後のレースとなった。通算成績14戦4勝(うち海外4戦1勝、重賞2勝)。