日曜京都5R(芝2000m)でデビューするナリタポセイドン(牡、父ハーツクライ)は09年の当歳セレクトセールで落札された。異父兄はエプソムC-毎日王冠を連勝し、天皇賞・秋で2着のダークシャドウ。栗東CWの3頭併せ馬では攻め駆けする先輩を相手に一歩も引くことはなかった。「堅実に走っている血統。この馬も近づいてくれたらいいね」と南井師も期待を寄せる。

　土曜東京6R(芝1400m)にジュリエットソング(牝、父ディープインパクト)がスタンバイ。当初は先週デビュー予定だったが「先週乗った松岡が“まだ背中がモコモコした感じです”と言うもんでね。動き自体は良かったけど、万全を期して1週延ばしたんだよ」と尾形師。その松岡は先週の東京競馬で落馬負傷。ジュリエットをエスコートする“ロミオ”にはなれなかったが、「牝馬の割に、精神的にしっかりしている」と指揮官は期待を膨らませる。

提供：デイリースポーツ