◆12月3日 2歳新馬/阪神芝1400m
出遅れながら、スピードの違いでハナに立ち、直線では後続を突き放す快勝を見せた
ハクサンムーン。
西園正都調教師は「強いレース内容でしたね。来週の
朝日杯FSの1週前登録はしましたが、新馬を勝ったばかりで中1週の長距離輸送は少し条件が厳しいですね。オーナーとよく相談した上で結論を出しますが、現状では
クリスマスS(12月24日中山芝1200m)か自己条件の500万下(12月25日阪神芝1600m)を考えています」とのこと。
◆12月4日 2歳未勝利/阪神芝1800m
ハナを奪うとスローペースに落とし、自身が推定上がり33.3秒でまとめて逃げ切ったのが
ダノンオリエント。
橋口弘次郎調教師は「使うごとに馬体が良化していたので、期待はしていましたが、今日の勝ちっぷりは強かったですね」とレース内容を評価。次走については「自己条件を検討しましたが、年明けしかありませんね。今は調子がいいですし、同じジョッキー(I.
メンディザバル騎手)も乗れるということなので、ラジオNIKKEI杯2歳S(12月24日阪神芝2000m)で腕試ししてみます」とのこと。
◆12月4日 2歳新馬/阪神ダート1800m
ゲートでは少し煩い仕草を見せたものの、先行してレースの流れに乗ると、直線では後続を引き離し、最後は2着に0.9秒差をつけて完勝した
サウンドビガレス。
「ゲートで立ち上がった時はヒヤッとしましたけどね」と
安達昭夫調教師。次走については「年内にダートの適番組がないので」ということで、1月8日京都ダート1800mで行われる3歳500万下を目標に今後の調整が進められる予定となっている。[取材:井内利彰]