2008年
最優秀2歳牝馬、2009年
最優秀3歳牝馬、2010年
年度代表馬にも選出された
ブエナビスタ号(牝5、栗東・松田博資厩舎)の引退式が25日の中山競馬場で行われた。同馬は今後、北海道安平町のノーザン
ファームにて繁殖馬となる予定。
ブエナビスタの関係者コメントは以下のとおり。
【馬主・(有)サンデーレーシング代表・吉田俊介氏】
「今日は残念な結果でしたが、GI 6勝は決して色褪せることはありません。彼女の勝利に携わった関係者全ての皆様に感謝申し上げます。本日をもって彼女は引退をし、繁殖牝馬として新たなスタートを切る事となります。2015年には初の産駒がデビューしますが、母と同じく、応援をよろしくお願いします」
【松田博資調教師】
「皆さんご声援ありがとうございました。無事に走って、戻って来てくれて、なによりです。この馬にはいろいろと勉強させてもらいました。一番の思い出は、昨年の
天皇賞(秋)をスミヨン騎手で勝てたことです。ぜひ、彼女の子供も手掛けたいと思います」
【
岩田康誠騎手のコメント】
「まずはお疲れ様でしたと言いたいです。有終の美を飾れずに残念ですが、今年の
ジャパンカップを勝てたことは良い思い出です。大変素直で女の子らしい馬でした。彼女に騎乗できたことを誇りに思います」
【松田剛調教助手】
「最後は残念でしたが、無事に引退できて、彼女に感謝しています。口ではうまく言い表せませんが、彼女はとにかく他の馬とは全てが違っていました。この馬には多くのことを勉強させてもらったので、これを糧にこれからも頑張りたいです」
【山口慶次厩務員】
「寒い中、多くのファンの皆さんに残っていただき、ありがとうございます。毎レース毎レース一生懸命走ってくれて、ありがとうと言いたいです。私にとっては娘のような存在でしたが、これからは良い母になって欲しいです」
【生産者・ノーザン
ファーム 吉田勝己氏】
「3年間一生懸命走ってくれて感謝しています。故障も全く無く、全力で走ってくれました。体型的には小柄で目立たない馬ですが、血統的には期待していました。最初のお婿さんには
キングカメハメハを考えています」