有馬記念で8着に敗れたヴィクトワールピサ。同日中に宮城県の山元トレセンに移動した。角居師は「市川さんの思いも聞いていますし、種牡馬になるにも3月まで時間はありますから。チャンスがあれば(ドバイワールドC連覇に)挑戦したい気持ちもあります。今後は相談してからですね」と説明。現役続行か引退かはオーナーサイドと協議後に決定する。

　4着ルーラーシップは栗東に帰厩した。「使っていくのか、放牧に出すのかは相談して決めます」と師。12着ローズキングダムは、栗東近くのノーザンファームしがらきに放牧。「宝塚記念(6月24日・阪神)にピークに持って行けるよう考えて使っていきたい。現時点では天皇賞・春(4月29日・京都)に使う考えはない」と橋口師。左前挫石で出走を取り消したペルーサは28日から馬場入りをする。次走は未定。

　中山大障害でJ・GI初制覇を達成したマジェスティバイオは、中山グランドJ(4月14日・中山)を目標に調整される。「レース後も元気。厩舎に置いて調整。1度使って本番へ」と田中剛師。

　師走Sを快勝したタガノロックオンは、平安S(1月22日・京都)へ向かう。「賞金が足りるようなら」と松田博師。

提供：デイリースポーツ