今週の
シンザン記念で上位人気に支持されるだろう
オリービンを送り出す橋口弘次郎厩舎だが、1回京都開催には新馬も数多くスタンバイしている。
その筆頭になるのが、1月9日(月)京都芝1600mを予定している
ローゼンケーニッヒ。半兄は2009年
朝日杯FSを制した
ローズキングダムがいるが「馬体重は兄と同じ460キロくらいだし、普段から活気ある性格も兄に似ていますね」と橋口弘次郎調教師。最終追い切りは今朝6日に
レッドシェリフの併せ馬で行われたが、坂路4F53.2秒と馬場状態を考慮すれば、速い部類の時計をマーク。ただラスト1F13.6秒を要した点に、師は「せめて13秒前半でまとめてほしかった」と注文をつけたが、これも期待が大きいからこそ。「普段の動きも素軽いから初戦から走れる」と太鼓判を押した。
来週、1月14日(土)京都芝1600m(牝)を予定しているのは「顔、特に目が(父の)
ハーツクライに似ている」という
エリモフェアリー。こちらも調教ではしっかり動けている。なお鞍上は
小牧太騎手を予定。
翌15日(日)京都芝1800mを
小牧太騎手で予定しているのは
ソードブレイカー。「大型馬だけど、ひと追いごとに動きは良化している」と師。
1月21日(土)京都芝1600mには厩舎ゆかりの血統、
シャイニータキオンがスタンバイ。今朝5日は坂路4F55.8〜1F14.3秒。師は「15-15より少し強めの指示だったので、時計はこんなもの。大型だけど、素軽い動きをしている」と評価している。
今週の京都ダート1800mを予定されていた
クリビツテンギョはデビューを延期し、1月21日(土)京都ダート1800mへ。また小倉競馬場では、1月14日(土)芝2000mで
セイウンホウガがデビューを予定。鞍上は
上村洋行騎手が予定されている。[取材:井内利彰]