1月5日の京都芝2000m新馬戦で1番人気に支持されながらも3着に敗れた
友道康夫厩舎所属の
アドマイヤバラードは引き続き、
福永祐一騎手で1月21日京都芝2200m未勝利戦を予定。
「先行して競馬するつもりが、ターフビジョンに物見をして前へ行けなかったみたい。あのペースで後方からの競馬ではよく差してきた方だと思います」と
友道康夫調教師。また普段から調教に跨る大江助手は「まだまだ緩い感じなのに、よく走ってくれました。一度使ったことで良くなっていますし、次は結果が欲しいですね」と力が入っていた。
1月9日の
福寿草特別を逃げ切って1着したのが、
村山明厩舎所属の
サイレントサタデー。
村山明調教師は「パドックで馬を引っ張っていて『やっぱりいい雰囲気を持ってるな』ってあらためて感じましたね。決して見た目に威圧感のある馬体というわけではないんですけどね」と前走のレース前の感触をコメント。次走に関しては
弥生賞か
スプリングSのどちらかを予定している。
同じく
村山明厩舎所属の
ダノンクリエーターが1月8日の京都ダート1800m未勝利戦を快勝。「ジョッキーには1番人気馬(
ラヴァンドゥー)をマークしてほしいとお願いしていたんですが、ベスト騎乗をしてくれました」と師。こちらの次走は未定、放牧に出して一息入れる可能性もある。
福寿草特別で3着の
北出成人厩舎所属の
ショウナンタケルは「直線は進路を迷うシーンがあって、少し
バランスが崩れたところもあったみたいですね。勝って欲しかったんですが、後ろに差されなかったことでヨシとしましょう」と
北出成人調教師。在厩して続戦を予定しているが、具体的な番組は未定とのこと。
1月9日の京都芝1600m新馬戦で逃げ切り勝ちを決めたのが、
藤岡健一厩舎所属のバンザイ。
藤岡健一調教師は「最終追い切りでの動きが目立ったので、期待はしていました。ただ思っていた以上にレースセンスがよく、走破時計以上に内容あるレースだったと思います」と評価。次走に関しては「重賞へ挑戦してみても面白い器」ということで、
きさらぎ賞を検討されているが、自己条件の
つばき賞との両睨みで調整が進められる予定。[取材:井内利彰]