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シルクロードS・京都牝馬S1週前情報/栗東トレセンニュース

  • 2012年01月19日(木) 14時00分
【坂路/4F51.9秒】
 18日、19日ともに天候には差がなく、馬場状態としては同じような感じだろう。

 両日通じての1番時計は18日のロードカナロア。4F50.1〜1F11.8秒と全体が速い上にラスト1Fも11秒台となれば、馬場状態が良かったと思われるかも知れないが、こんなに速い時計でバランスよいラップを踏んだのはこの馬だけ。管理する安田隆行調教師も「無理せずにこの時計を出すんですから、本当にすごいですよね」と舌を巻く。予定されている来週のシルクロードSへ向けて万全の1週前追い切りとなった。

 また19日には来週の京都牝馬Sを予定しているショウリュウムーンが単走での追い切り。こちらは4F52.7秒と目立って速い時計ではないものの、ラスト1Fは12.3秒の鋭い伸び。ステッキが入ってから手前を替えての伸びは抜群なだけに、前走以上は間違いない。

 上記の解説から、時計の出る馬場状態と思われるかも知れないが、あくまで2頭が絶好調なだけ。調教が行われる時間帯に関係なく、全体的に時計が掛かる馬場状態と見てよい。

よって、18日も19日も先週12日と同じ馬場差『+0.7秒』で観測している。

【CW/5F66.0秒】
 坂路同様、18日、19日とも天候に差がないので、馬場状態は同じ。

 6F80秒を切るような速い時計をマークする馬は少なかったものの、道中ある程度のペースで飛ばしながら、最後まで脚色がしっかりしている馬が目立った印象。そういった意味では先週より時計が出る馬場かも知れない。

今週の新馬戦が予定されているシャイニータキオンキラウエア(和布刈特別出走予定)に先行する併せ馬だったが、6F81.6〜1F12.3秒と最後まで脚色が衰えることなく、力強い走りを見せていた。平均的に6F83秒台、5F67秒台ならラスト1F12秒前半は出る馬場。

よって18日、19日とも5F換算の馬場差は先週11日と同じ『0.0秒』(馬場差なし)で観測している。

【DP/5F64.5秒】
 ウッドチップ馬場(坂路、CW)の馬場状態が良くなかった先週12日に比べて、今週はCWが多少時計の出る馬場だったので、DPを利用する馬も少し減った。

 そんな中、目立った時計で動いたのは19日のテイエムシバスキー。単走だったが、和田竜二騎手を背にテンから飛ばして6F74.0秒。ラスト1Fも止まることなく、11.7秒で駆け上がっており、その動きは抜群。休養明けで調教本数がやや少ない印象もあるが、持ち味の先行力を活かせる仕上がりにはあるだろう。

 馬場差は18日、19日とも5F換算で先週と同じ『-0.5秒』で観測している。[取材:井内利彰]

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

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