2日、2011年度NAR
グランプリ授賞式が東京都内にて開催された。
“特別賞”に選定された
宮下瞳元騎手、“最優秀勝利回数調教師賞”の
雑賀正光調教師(高知)、“最優秀賞金収得調教師賞”の
岡林光浩調教師(船橋)、 “最優秀勝率調教師賞”の
柏原誠路調教師(兵庫)のコメントは以下の通り。
【
宮下瞳元騎手】
(お腹、大きくなりましたね)
もう9か月になりました。臨月です。すごくよく動きますよ。性別は男の子ですね。
この賞をもらえて、すごく嬉しく光栄に思います。最初は自分が何勝できるかなんて、全然想像もつきませんでした。一勝一勝出来たらいいなと思っていました。
吉岡牧子さんの数字を超えた時は、自分がこんなに勝ったという気持ちはなくて、周りの皆様に支えられて出来た数字なので、感謝の気持ちでいっぱいです。
韓国のKRA国際女子騎手招待競走が人生の中で一番嬉しい勝利です。初めて
ガッツポーズをしました。本当に悔いはなく、いい思い出ばかり、いい騎手生活でした。
女性騎手が今少なくなっていますが、女性騎手は話題性もあるし、乗っているだけで華があるので、がんばってもらいたいです。
今まで旦那さんに支えてもらって、応援してもらってきたので、これからは自分が支えていきたいです」
【
雑賀正光調教師(高知)】
「これだけ勝てたのは、オーナーが信頼してくれて、馬を預けてくれる。それが一番です。あとは厩舎スタッフ、この二点につきますね。
(元旦に8勝したことについて)
嬉しくて嬉しくて、夢みたいな競馬でした。数字については、私より周りから、一つ勝たびに「一つ勝った一つ勝った」と言われていました。
今年の目標は、去年作った数字を一つでも上回れるように、それと私の夢も聞いてくれますか?(笑)私の夢は「川島調教師の馬に勝つこと」です!
【
岡林光浩調教師(船橋)】
僕と雑賀さんは同期なので、こういう席で会えるのが非常に嬉しいです。去年は震災があった中、一生懸命やってきて、勝つことができてよかったです。
震災で2か月間も競馬に使えなくて、馬の流通が非常に悪くなっていました。残っている馬を無駄にしないように、みんなで調教してきて、その成果がレースで出ました。着外も一番少なかったと思い、自分の思ってきた競馬が出来たと思います。
今年の目標は、ここ2年、重賞で活躍する馬が寂しい状況なので、重賞で活躍できるような馬を出したいです。馬に負担をかけず、じっくりいきたいですね。
【
柏原誠路調教師(兵庫)】
「はじめての受賞で、すごく嬉しく、誇りに思います。スタッフ共々
モチベーションとなって、これからの励みになると思います。
(数字を意識しますか?)
結果を先に意識してしまうと、ダメになってしまうんですよ。勝負の世界はそんなに甘くないので、数字は意識しないで、常に競馬に挑戦していく。そういうつもりでやっています。
去年最高勝率を獲らせていただいて、欲が出て来ました。今年は兵庫のリーディングを狙いたいです。