きさらぎ賞出走予定の
スノードン(栗東・安田隆行厩舎)が単勝万馬券での激走を見せた萩Sと同じ舞台に戻ってきた。前走
京成杯はスタートの後手が響いて、レースの流れに乗れず5着に終わったが、見どころ十分な末脚を使っている。
「この中間はゲート練習をしているので、その効果はあると思います。追い切りも終い重点の指示通り、しっかり動けましたし、やれると思うんですけどね」と安田隆行調教師。この談話の後、ゲート試験を受ける新馬とともに、
北村友一騎手が跨ってゲートを出した
スノードンだったが、前走が嘘のような好発を見せた。師も「練習とはいえ、スムーズに出ましたね」と笑顔を見せた。
2月5日の
あすなろ賞には
グッドマイスターが出走。「変わりなく順調ですし、頭数が少ないですから、ある程度前の位置でレースできれば」と師。ここを勝って春のクラシック路線に乗りたいところだ。(取材:井内利彰)