【栗東】
　デイリー杯クイーンCを制したヴィルシーナは、15日に滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧へ。「桜花賞(4月8日・阪神)に直行します」と友道師。11日の京都で2勝目を挙げたワイドバッハはアーリントンC(25日・阪神)を視野に調整。「千四のダートの芝部分での走りは悪くなかった。マイル以上の距離を使っていきたい」と庄野師。シンザン記念7着のオリービンも同レースへ。5日の新馬戦を勝ったダイワマッジョーレも登録する見込み。12日の新馬戦を快勝したマウントシャスタ、11日の未勝利戦を勝ち上がったオソレイユはアルメリア賞(3月4日・阪神)へ。つばき賞3着のヤマニンファラオ、5日の小倉で勝ち上がったトーセンホマレボシはゆきやなぎ賞(3月10日・阪神)へ駒を進める。シンザン記念8着のレオンビスティーはファルコンS(3月17日・中京)へ。フェアリーS6着のラシンティランテは近日中に帰厩し、フィリーズレビュー(3月11日・阪神)を目標に調整される。

【美浦】
　共同通信杯で3着のスピルバーグ、7着のジャングルクルーズの藤沢和厩舎勢は若葉S(3月17日・阪神)、ゆきやなぎ賞(3月10日・阪神)を使い分ける。5着のコスモオオゾラは弥生賞(3月4日・中山)か、スプリングS(3月18日・中山)へ。11日の東京で未勝利勝ちしたニットウビクトリーに「いい脚を使ったね。芝も問題はないはず」と松山康師は、次戦に黄梅賞(3月3日・中山)を見据えていた。同レースには、デイリー杯クイーンC6着のミッドサマーフェアも参戦を予定している。

提供：デイリースポーツ