今野師は
ローレルレガリス(土曜阪神9R)で初陣に挑む。「いよいよという感じ。やっとスター
トラインに立てる」と胸を躍らせる。角居厩舎での研修中には
ヴィクトワールピサのドバイワールドC優勝を経験。「日本の誇りを感じた」と語る。関西で開業している調教師では最年少の34歳で「これから若い人たちが目指すきっかけになれれば」と目を輝かせた。
飯田明、池江厩舎で腕を磨いてきた吉村師。今週の出走はなく、10日の中京8Rに
ペプチドサファイアがスタンバイしている。「うれしいのはもちろんのこと、やらなきゃいけないという気持ちの方が強い」。池江厩舎在籍時には、
オルフェーヴルの3冠達成に携わった。「離れてみてなおさらすごさが分かった。少しでも追いつけるように頑張りたい」と話した。
開業週に重賞出走という快挙を成し遂げたのは黒岩師だ。現役最年少となる31歳の若手トレーナーは、
中日新聞杯に
セイカアレグロで参戦する。「いきなり重賞ということは気にしていないんです。中1週でも元気なので使うことにしました。ハンデ戦も魅力。みんなが“どんなことをやるんだろう”とワクワクするような厩舎にしていきたいですね」と前を向く。
提供:デイリースポーツ