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岩手の名馬トウケイニセイが死亡

  • 2012年03月06日(火) 18時00分
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【岩手競馬からのお知らせ】
 生涯通算43戦39勝の成績を残し、数々の伝説を創り上げたトウケイニセイ号。種牡馬引退後、岩手県滝沢村の『馬っこパーク・いわて』で余生を送っておりましたが、本日(3月6日)朝、死亡が確認されましたので、お知らせいたします。

【馬っこパーク・いわて』代表 山手氏のコメント】
「1ヶ月ほど、飼葉食いが悪くなり、少し痩せてきたこともありましたが、ここ数日は体調も上向きでした。昨夜も元気だったのですが、今朝、馬房で亡くなっていました。全国の皆様から「トウケイニセイ基金」へのご支援も寄せられ、岩手の宝として、皆様に愛されながら、まだまだこれからもゆっくりと余生を送れるものと思っていましたが、非常に残念です」

菅原勲騎手のコメント】
「自分に競馬を教えてくれた馬でした。トウケイニセイがいなかったら、自分の騎手人生は全く違ったものになっていたと思います。それほど、騎手として大きな影響を受けた馬でした。残念ですが、天国でゆっくりと過ごしてほしいです」

小西重征調教師のコメント】
トウケイニセイは、自分にとって“競馬人生そのもの”でした。苦労もありましたが、教わったこともたくさんあり、色々な出来事が思い出され、巡り会えたことを幸せに思います。
とても賢く、そして我慢強い馬で、痛いところもあったと思いますが、そのような素振りを見せずに、最後までレースをやり遂げて引退しました。「ありがとう」と言いたいです。これからは天国でゆっくりと休んでほしいです」

【生産者・田中哲実氏のコメント】
 訃報を聞いて驚いています。先日話を聞いたときは、元気にしているとのことだったので、こんなに早くお別れすることになるとは思ってもいませんでした。あまりに急なことで、まだ「もうトウケイニセイがいないのだ」という実感がわきません。

 昨年、有志のみなさんは「トウケイニセイ基金」を設立され、そこには多くのファンの方からの寄付をいただいたと聞きました。それだけ、ファンに愛され、大切にしていただき、幸せな余生を送れたのはよかったなと思っています。

トウケイニセイ・プロフィール
・性別:牡
・毛色:鹿毛
・生年月日:1987年5月21日(25歳)
・生産者:北海道浦河・田中堅一
・血統:父トウケイホープ母エースツバキ(母の父Reform)
・競走成績:43戦39勝(2着3回3着1回)
・初出走:1989年
・主な勝鞍:第6・7回南部杯、第15~17回東北サラブレッド大賞典、第19~21回桐花賞、第21回みちのく大賞典、第20・21回シアンモア記念、第16・17回北上川大賞典
・総獲得賞金:315,770,000円
・馬主:小野寺喜久男
・調教師:小西重征
・表彰歴:1993年~1995年度代表馬、1995年NARグランプリ特別表彰馬

みんなのコメント 9件

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  • 一番いい配当を頼むさん

    スイフトセイダイ、グレートホープの“SG時代”の次を担ったのが
    無敵のトウケイニセイと唯一二度の土をつけたモリユウプリンス。
    この4頭が東北の黄金時代を支えたといって過言ではない。

    現代ほど競走馬ケアのノウハウが確立していない時代、
    8歳で交流元年の南部杯3着は立派であるとともに、
    あともう少し若ければ、と思わずにいられない。

    種牡馬としては不遇だったが、終の棲家を得て平穏な余生を送れたのはなにより。
    これからもトウケイニセイ記念の時期がくるたび、この馬のことを思い出すはず。
    岩手競馬がこれからも続くよう、見守っていてほしいものだ。

  • イジノさん

    本馬の事は晩年しか知らないのですがまさに公営馬屈指の名馬ですね。

    引退後は有志の皆様に支えられその取っ掛かりを作られた生産者の田中氏。
    一年ぐらい前からより人馬一体になったと思います。

    戦績もですが馬の余生の在り方やその方法を今までとは違うアプローチで達成した功績は、
    種牡馬として優秀な仔達を輩出するのと同じぐらい偉大な事ではないでしょうか。
    今後、トウケイニセイのような余生を送れる馬達が数多く出てくることを期待します。

  • アルフィーサードさん

    歴史に残る馬だった。脚もとの不安で岩手からは出られなかったけれど、その力を認めないものはいなかった。怪物という言葉が安くなかった時代の馬よ、安らかに。

  • ゴンからの手紙さん

    東日本大震災による津波でオーナーが被災してピンチだったと聞いてからまだ一年経ってません。
    あれから、トウケイニセイ基金ができ、岩手の怪物として穏やかに暮らせていたのかなぁ。盛岡競馬場に現れたのは9月18日だったよね。



    岩手の復興を見届けてからでも遅くなかったんではないかい、と思わずにはいられなかったけど、もし幸せだったと思ってくれていたらそれだけでいいです。

    ありがとう。おやすみ。

  • ナルシスターさん

    この馬をリアルタイムで知っている人が周りには少なくなりましたが自分の中では名馬中の名馬と記憶してます。 身体が丈夫なほうではなかったのにこの成績・そしてファンからも愛された馬。 安らかに。 そして底が見えない強さ一生忘れません。

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