一度聞いたら忘れられない馬名の「
オオタニジムチョウ(牡3/
菊沢隆徳厩舎)」が、4月14日(土)の福島10Rの
雪うさぎ賞(3歳500万・芝1200m)に出走する。
騎乗するのは
JRA唯一の女性ジョッキー、増沢由貴子。
オオタニジムチョウは、前走の未勝利戦(3月24日/ダ1200m・
横山典弘騎手騎乗)では、単勝1.6倍の人気に応えて快勝している。ダートで良績を残してきたジムチョウだが、昇級戦の今回は、芝のレースに出走する。芝は昨年の11月6日以来となるが、菊沢調教師は手応えを感じている様子。
「先週、中山のダート戦を除外になりましたが、あの日は、この馬には向かないパサパサのダートでしたし、1週延びたことでさらに乗り込むこともできたので、あの除外は良かったですね。能力的にも、500万に昇級しても、ヒケはとらないと思います。
久々の芝になりますが、脚抜きのいいダートで勝ち上がってきましたし、以前、芝を走った頃よりも馬も成長していますからね。芝でも期待をしています。今回も、終いを生かすレースになると思いますので、展開が向けばおもしろいと思います。ウチの厩舎所属の増沢騎手にも、頑張ってほしいですね」(菊沢調教師)
土曜日の福島は、
オオタニジムチョウと増沢由貴子騎手のコンビに注目だ。(取材:佐々木祥恵)