今週末の20日(日)、東京競馬場では3歳牝馬のクラシック第2弾・第73回
オークス(GI・芝2400m)が行われる。
ディープインパクト産駒のワンツーフィニッシュで決まったクラシック第1弾・
桜花賞を勝ったのは2番人気の
ジェンティルドンナで、まずはこの馬の2冠制覇なるかというのがポイントだ。勝てば
ディープインパクト産駒として初の
オークス馬、2冠馬、GI・2勝以上馬となる。
ちなみに、昨年の
桜花賞馬
マルセリーナも
ディープインパクト産駒だが、
オークスでは4着。
ディープインパクト産駒はGI・4勝すべてが1600mのレースとなっており、
日本ダービーを含めた2400mのGIでは
マルセリーナの4着が最高。今のところ、この距離では実績が乏しいだけに距離延長は歓迎とは言えないかもしれない。なお、
桜花賞でコンビを組んだ
岩田康誠騎手が騎乗停止のため、今回は
川田将雅騎手に乗り替わる。
桜花賞2着の
ヴィルシーナも
ディープインパクト産駒だが、そのレースぶりや、牡馬相手の2000m戦(
エリカ賞)でも勝利している実績などから、14日13時現在のnetkeiba.com・競馬総合チャンネルの予想オッズでは1番人気に推されている。オーナーは元
メジャーリーガーの“大魔神”こと佐々木主浩氏。今年は
マジンプロスパーも
阪急杯(GIII)を制すなど馬主として勢いに乗っており、勝てば初のGI勝利となる。
新興勢力の中からは
ミッドサマーフェア。前走の
オークストライアル・
フローラS(GII)は2着に2.1/2馬身差、上がり3F33.4秒の鋭い瞬発力を見せる快勝だった。
フローラSからの
オークス制覇は2年前の
サンテミリオン(
アパパネと同着)がおり、
アパパネ、
ウメノファイバー(99年)で
オークス2勝の
蛯名正義騎手騎乗も心強い。
その他、
桜花賞3着で、
NHKマイルC(
アルフレード)、
ヴィクトリアマイル(
ドナウブルー)で2週連続GI2着のC.ウィ
リアムズ騎手が騎乗予定の
アイムユアーズ、
スイートピーS(OP)を勝った
ダイワズーム、
忘れな草賞(OP)を勝った
キャトルフィーユ、
チューリップ賞(GIII)勝ち馬
ハナズゴール、
フェアリーS(GIII)勝ち馬
トーセンベニザクラ、
フラワーC(GIII)勝ち馬
オメガハートランドなどがスタンバイ。昨年の2歳女王
ジョワドヴィーヴルは骨折のためリタイアしてしまったが、好メンバーが揃い注目だ。
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