ディープブリランテ(栗東・
矢作芳人厩舎)は
岩田康誠騎手が跨って、朝一番のCWに
キョウエイバサラと登場。先行する相手を4馬身ほど後ろから追走し、直線では内へ進路を選ぶ。決して行きたがっているわけではないが、抑え切れないスピードで並びかけると、あとは突き放す一方。6F81.9〜1F11.8秒と抜群に速い時計で全体をまとめてきた。
皐月賞馬
ゴールドシップ(栗東・
須貝尚介厩舎)は
内田博幸騎手が美浦から駆けつけての追い切り。
秋山真一郎騎手が跨った
マコトリヴァーサルを1秒以上追走してスタート。とても追いつきそうにない位置だったが、残り400m標識手前のカーブでインから並びかけようとするも、相手も手応えが楽なので、なかなか追いつかない。それでも目一杯に追われて、なんとか並びかけて、最後は僅かに先着。その時計は4F50.4〜1F13.1秒と破格の数字。最後は止まっていたが、あれだけ追いかけたのだから仕方ないだろう。
池添謙一騎手が跨る
グランデッツァ(栗東・
平田修厩舎)は前に3歳2頭を見ながらのCW追い切り。5F標識を過ぎてペースアップすると、3コーナーすぎに射程圏内。それから並びかけるまでが速く、後方から追走していたことを忘れるような直線の伸び。6F80.6〜1F12.7秒とかなり速い数字を楽な手応えでマークしているだけに、前走の疲れなどは全くないのかも知れない。(取材:井内利彰)