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ルーラーシップなど宝塚記念1週前追い切り/栗東トレセンニュース

  • 2012年06月13日(水) 20時50分
 C.ウィリアムズ騎手を背にしたルーラーシップ(栗東・角居勝彦厩舎)はハーキュリーズとともにCWへ入場。6F地点では2馬身ほど後ろにつけて追走し、道中は少し間隔が開いて4コーナーあたりで外から並びかけていく。直線に向いて馬体が合うと、ぐんと突き放すかと思われたが、相手の手応えも十分に残っており、ほぼ同入のような形でゴール。

 時計が6F91.5-5F73.7-4F57.6-4F41.9-1F12.5秒と遅かったことを考えると、ラストの伸びはもうひとつ。唸るような勢いで併せた相手を圧倒するシーンもなかったので、2週前追い切りで感じた物足りなさがそのまま継続された印象がある。

 エイシンフラッシュ(栗東・藤原英昭厩舎)は美浦から内田博幸騎手が駆け付けての追い切り。4馬身近く先行するブレイブファイトを追走して、4コーナーで相手が大外を回るところを内を突いて並びかける形。直線には入ると並ぶ間もなく、3馬身ほど抜け出し、手応えでも相手を圧倒。前を走っていたルーラーシップに追いつくのではないかと思うくらいの勢いでフィニッシュした。

 時計はCW6F83.1-5F67.5-4F52.5-3F37.8-1F12.1秒と全体の時計こそ速くないが、ラスト1Fはさすがの数字。前日の雨で少し重い馬場だったことを考慮すれば、しっかりと時計を出したと判断した方がよいだろう。

 中山義一助手が騎乗したウインバリアシオン(栗東・松永昌博厩舎)はCWでエーシンテュポーンを追走する追い切り。少しペースが遅かったこともあり、3コーナーでは相手に並びかけるような形になり、直線では手応えが違うような形で抜け出した。

 この馬が好調時に見せる、一瞬にして抜け出す脚が見られたので、6F83.9-5F67.7-4F52.0-3F38.2-1F12.7秒という時計は数字以上に評価できる。(取材:井内利彰)

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