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シゲルスダチなど西園厩舎最新情報/栗東トレセンニュース

  • 2012年07月06日(金) 12時00分
 先週のCBC賞で注目を集めたシゲルスダチ。結果は8着に終わったが、西園正都調教師は「馬場が渋ったら嫌だと思っていたので、重馬場になったことはマイナスだったと思います。それでも初めての古馬との対戦で8着なら頑張ってくれたと思います。良馬場ならもう少しやれたんじゃないでしょうか」と回顧。

 NHKマイルC落馬の影響が心配されたレースでもあったが「全く気になるようなことはなかったですね」と師。そのNHKマイルCで騎乗していた後藤浩輝騎手が中京競馬場に応援に駆け付けたという報道があったが、師は「厩舎から装鞍所、そしてレースに出走するまで、ずっと見守ってくれていました。人として素晴らしいですよね。またチャンスがあれば、ぜひ乗ってもらいたいと思っています」と感激していた。

 次走については「レースが終わっても元気いっぱいです。このまま在厩して、北九州記念(8月19日・小倉芝1200m)の出走を予定しています」とのことだった。

 来週は新馬が3頭デビュー予定。その中でも最も注目を集めるのはウインアルザス。6月27日のCWで6F81.4秒という図抜けた時計をマークしている。今週は「雨の影響を考慮して坂路で追い切り。時計は4F53.0秒だけど、フットワークの大きい馬なので、坂路では時計は出ないでしょうね。来週はCWでやります」とのこと。デビューは7月15日(日)中京芝1600mを酒井学騎手で予定している。

 新馬勝ちを決めたエーシントップ中京2歳S(7月22日・中京芝1400m)へ向けて調整中。「レースまで時間があるので、あまり時計を出すつもりがなかった今週の追い切りが4F52.5秒。持ったままの馬なりでこの時計ですから、本当に走りますね。極めて順調ですよ」と師。

 都大路S4着後、放牧に出されていたタムロスカイが帰厩。小倉記念(8月5日・小倉芝2000m)を目標に調教が進められていく予定。なお鞍上は佐藤哲三騎手を予定。(取材:井内利彰)

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