新種牡馬
ハービンジャーが高い評価を集めた。10年
キングジョージVI&
クイーンエリザベスSを制した名馬の子は上場20頭で19頭が売却された。最高価格の「
ケアレスウィスパーの12」(牡)は近藤英子氏が1億3500万円で落札。母系には
カンパニー、
ヒストリカルなど同氏が所有した重賞覇者が並ぶ。「社台が力を入れている種牡馬。それにこの馬のブラッドタイプはわたしの歴史そのものですから」と語った。
エンパイアメーカーは11年から日本でけい養されており、当歳が初の上場。既に今年の
中山記念を制した
フェデラリストなどが日本の馬場への適性を示しており、上場8頭中7頭が落札された。最高価格は「
トレンドハンター12」(牝)の6200万円で(株)サトーが購入。「母(11年
フラワーC覇者)を知っていたから。いい馬だなと思っていたのでうれしい」と関係者は喜びを口にした。
提供:デイリースポーツ