今週末21日(土)にイギリスの
アスコット競馬場で行われる
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスステークス(G1・芝2400m)に出走する
ディープブリランテ(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)の、今朝の追い切り状況と陣営のコメントは以下の通り。
<調教状況>
ニューマーケットのアルバハスリ(オールウェザーコース)で2頭併せで5ハロンの追い切り
<
矢作芳人調教師のコメント>
「まずは
ブリテン厩舎をはじめ様々なサポートのおかげでここまでこられたことに感謝しています。今日の追い切りは折り合いを考えて、あとは最後の反応を見たいと思っていましたが、ラスト1ハロンは体も沈んで素晴らしい動きでした。ニューマーケットに来てからも落ち着いているようで、日本出発前よりもむしろ状態が上がっているように見えます。遠征前は心配していたところもありましたが、ダービーを勝つ馬というのは体力も気力も備えているのだな、と改めて感じました。明日の水曜日は常歩だけで、木曜日は岩田騎手に乗ってもらう予定です。強い調教はもう必要ありません。
アスコット競馬場への輸送はレース当日の朝に行おうかと考えています。
キングジョージを勝つには3歳で走るしかないと以前から考えていました。今回も状態が充実しているからこその遠征で、古馬とは5.5kgの斤量差があり、十分争えるという計算があります。
キングジョージは61回の歴史の中でヨーロッパ調教馬以外は勝っていないレースですが、歴史を変えたいです」
(
JRA発表による)
提供:ラジオNIKKEI