15日、小倉競馬場で行われた
小倉記念(G3、芝2000m)は、
武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)
メイショウカイドウ(牡5、栗東・坂口正大厩舎)が道中中団から4角で4番手まで追い上げると、直線で逃げた2番人気
メイショウバトラーを捕らえ1馬身を付け快勝した。勝ちタイムは1分58秒5(良)。さらに3馬身差の3着に8番人気
オースミステイヤーが入った。
勝った
メイショウカイドウは、
父スキャン、
母キンセングローリー(
その父ヒッタイトグローリー)という血統。
スキャン産駒は、00年函館3歳S(G3、現・
函館2歳S)を制した
マイネルジャパン(牡6、栗東・
佐々木晶三厩舎)に続き、
JRA・芝の重賞2勝目。
メイショウカイドウは、今回の勝利が重賞初勝利。前走・
北九州記念(G3)では、日本レコード勝ちした
ダイタクバートラム(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎)のハナ差2着と好走していた。通算成績は28戦7勝。
鞍上の
武豊騎手、管理する坂口正大調教師ともに
小倉記念は初制覇。
武豊騎手は、
アドマイヤグルーヴ(牝4、栗東・橋田満厩舎)で制した
マーメイドS(G3)に続く、今年の
JRA重賞10勝目。重賞通算187勝目。坂口正大調教師は、
デュランダル(牡5)で制した03年
マイルCS(G1)以来の重賞制覇。重賞通算21勝目となった。