8月10日にノーザンF天栄から栗東へ帰厩した
ヴィルシーナ。
桜花賞、
オークスの疲れを癒すため、この夏は生まれ故郷の北海道で過ごした。「
オークス後はノーザンFしがらきへ放牧へ出す予定でしたが、オーナーの意向もあって、北海道へ放牧へ出すことに。向こうでは
リラックスできるんでしょうね、2週間のんびりしたこともあって、すぐに馬体がふっくらしました」と
友道康夫調教師。
帰厩してからは8月16日に坂路4F57.6秒の時計を出している。師は「すごく順調ですね。まだ余裕のある体をしていますが、レースが9月16日(
ローズS)ですから、そこへ向けて、徐々にピッチを上げていこうと思います」とのこと。
ゲート試験に合格し、9月16日(日)阪神芝1800mの新馬戦へ向けて調整を進めている
アドマイヤキンカクについては「キャンターを見ていても、いい雰囲気で駆け上がってきますよね。15-15くらいなら楽に動けますし、これから本格的に追い切って、どのくらい動けるか楽しみです」と師。
鞍上には
福永祐一騎手が予定されているが「彼とのスケジュールが合えば、追い切りにも乗ってもらうこともあるでしょうが、前回入厩した際にたっぷり乗ってもらっていますから、その点は心配していません」とのこと。
先週の新馬戦を快勝した
ソウルファイターは今日、ノーザンF早来へ放牧。「ハナに立つレース展開は想定外でしたが、最後までしっかりと伸びてくれましたね。しっかりと調教を積んでデビューしたわけではないので、まだまだ伸びしろがあると思います」と師。復帰戦は秋の1800mから2000mのレースを視野に入れている。なお、同日にデビューした
ポイントブランクも同じくノーザンF早来へ放牧に出される。(取材:井内利彰)