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ローズSで始動のヴィルシーナが坂路入り/栗東トレセンニュース

  • 2012年08月21日(火) 12時05分
 8月10日にノーザンF天栄から栗東へ帰厩したヴィルシーナ桜花賞オークスの疲れを癒すため、この夏は生まれ故郷の北海道で過ごした。「オークス後はノーザンFしがらきへ放牧へ出す予定でしたが、オーナーの意向もあって、北海道へ放牧へ出すことに。向こうではリラックスできるんでしょうね、2週間のんびりしたこともあって、すぐに馬体がふっくらしました」と友道康夫調教師。

 帰厩してからは8月16日に坂路4F57.6秒の時計を出している。師は「すごく順調ですね。まだ余裕のある体をしていますが、レースが9月16日(ローズS)ですから、そこへ向けて、徐々にピッチを上げていこうと思います」とのこと。

 ゲート試験に合格し、9月16日(日)阪神芝1800mの新馬戦へ向けて調整を進めているアドマイヤキンカクについては「キャンターを見ていても、いい雰囲気で駆け上がってきますよね。15-15くらいなら楽に動けますし、これから本格的に追い切って、どのくらい動けるか楽しみです」と師。

 鞍上には福永祐一騎手が予定されているが「彼とのスケジュールが合えば、追い切りにも乗ってもらうこともあるでしょうが、前回入厩した際にたっぷり乗ってもらっていますから、その点は心配していません」とのこと。

 先週の新馬戦を快勝したソウルファイターは今日、ノーザンF早来へ放牧。「ハナに立つレース展開は想定外でしたが、最後までしっかりと伸びてくれましたね。しっかりと調教を積んでデビューしたわけではないので、まだまだ伸びしろがあると思います」と師。復帰戦は秋の1800mから2000mのレースを視野に入れている。なお、同日にデビューしたポイントブランクも同じくノーザンF早来へ放牧に出される。(取材:井内利彰)

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