金沢競馬場(天候:曇 馬場:不良)で行われた第32回
白山大賞典(第10競走・3歳以上・JpnIII・指定交流・1着賞金3100万円・ダート2100m)は12頭が出走した。スタートしてすぐに3番人気の
JRAの
エーシンモアオバーが先頭に立ち、単勝1.5倍という断然の1番人気となった
JRAの
ニホンピロアワーズが2番手につき、2番人気の地元金沢の
ナムラダイキチが3番手となった。中団の5番手が
JRAの
ダイシンオレンジ、その後に
JRAの
クリールパッションと
ピイラニハイウェイが追走した。2周目に入った向う正面で
ニホンピロアワーズと
ナムラダイキチが
エーシンモアオバーに並びかけてペースが速くなり、後続は離されてしまった。2周目の3コーナーでは
ニホンピロアワーズが抜け出し、最後の直線でリードを広げて優勝した。勝ちタイムは2分12秒9。勝利騎手は
JRAの
酒井学。4馬身差で
ナムラダイキチが2着となり、逃げた
エーシンモアオバーが2馬身半差の3着と先行した3頭が上位を占めた。4着が
ピイラニハイウェイで5着は
クリールパッション。
ニホンピロアワーズは、
父ホワイトマズル、
母ニホンピロルピナス(母
父アドマイヤベガ)という血統。
JRA栗東の
大橋勇樹厩舎所属の牡5歳青鹿毛馬。昨年のこのレースでは
JRAの
シビルウォーに敗れて2着となったが、これで
名古屋グランプリ、
名古屋大賞典に続く重賞3勝目となり通算成績は20戦9勝(
中央競馬では15戦6勝)となった。
提供:ラジオNIKKEI