注目の良血馬対決を制したのは1番人気でGI・3勝馬
ファレノプシスの半弟
キズナ(牡、
父ディープインパクト、栗東・佐々木)。道中は4番手のインでじっくり構える形。直線でステッキが入ると一気に
トップギアに
チェンジし、先行勢をあっさりとかわして鮮烈なデビュー勝ちを決めた。勝ちタイムは1分51秒6。
キャプテントゥーレの全弟
リジェネレーション(2番人気)が2馬身差の2着。追い出してからもたついたが、残り100mで重心を沈めて一気に加速し、能力の一端は示した。さらに鼻差の3着には3番人気の
キングレジェンドが入り、人気通りの決着となった。
「まだこれから。ハミ受けに幼さを残しながらだったけど、切れ味がすごい。
ディープインパクト産駒らしい瞬発力だった」と佐藤哲は評価。佐々木師も「想像以上に強い競馬。
宝塚記念よりも緊張したよ」と満面の笑みだ。
黄菊賞(11月11日・京都)からラジオNIKKEI杯2歳S(12月22日・阪神)を予定する。
提供:デイリースポーツ