14日、京都競馬場で牝馬三冠の最終戦、
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)が行われ、道中中団待機していた
岩田康誠騎手騎乗で圧倒的1番人気
ジェンティルドンナが、同じくゴール前で鋭い脚を見せた2番人気
ヴィルシーナをハナ差だけ捕らえて優勝。史上4頭目となる牝馬三冠を達成した。勝ちタイムは2分0秒4(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に、6番人気
アロマティコが入った。4着は11番人気
ブリッジクライム、5着は道中一気に動いた
チェリーメドゥーサ。なお、3番人気
アイムユアーズは、6着に敗れている。
勝った
ジェンティルドンナは、
父ディープインパクト、
母ドナブリーニ、母
父Bertoliniという血統。
前走、休み明けの
ローズSでは先行抜け出し。本番への地盤をきっちりと固め挑んだはずの秋の一大目標
秋華賞だったが、道中では伏兵
チェリーメドゥーサのマクリ強襲で勝利危うしのシーンも。しかし、最後の直線で猛烈な追い上げを見せ、同じく鋭い脚で飛び込んだ
ヴィルシーナをゴール前でハナ差抑えて難関を突破。これで4月の
桜花賞、5月の
オークスに続いてのG1勝利となり、86年
メジロラモーヌ、03年
スティルインラブ、10年
アパパネに続いて史上4頭目の牝馬三冠獲得となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ジェンティルドンナ(牝3)
騎手:
岩田康誠厩舎:栗東・石坂正
父:
ディープインパクト母:
ドナブリーニ母父:
Bertolini馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:8戦6勝(重賞5勝)
主な勝ち鞍:12年
桜花賞(GI)・
オークス(GI)