神戸新聞杯で0秒7差の3着に敗れた
マウントシャスタ。まさに完敗と言える内容だったが、休み明けで、いいころの出来になかったのも事実。1度叩かれた上積みは必至で、リベンジへ燃えている。1週前追い切りは川田を背に栗東CWで6F82秒4-12秒1(一杯)。
トーセンジョーダン、
トゥザグローリー(ともに古馬OP)との追い比べで並入を果たし、徐々に素軽さが増してきた。「中間は
テンションを上げないように調整。好時計が出ましたが手応えには余裕があったし、いい状態を維持できています。前走も掛かったわけではないし、折り合いは大丈夫。ジョッキーも分かっていますからね」と川合助手も好感触を伝える。春は強豪古馬を相手に
宝塚記念で5着の実績。本来の鋭い末脚が発揮できれば、打倒
ゴールドシップは難しいことではない。
春は世代のトップに輝いた
ディープブリランテが、大きな経験を糧に3冠最終戦へ挑む。ダービー制覇後は英
キングジョージに挑戦し8着に惨敗。しかし、能力の高さはすでに証明済みで、同世代相手なら堂々主役を張れる存在だ。1週前追い切りは、岩田を背に栗東坂路で4F52秒5-12秒3(一杯)。本数はやや少ないが、ハードな内容を消化。折り合い面も確実に進歩が見られる。「坂路の2本目に追い切った。少し掛かり気味だったが、あれだけの時計が出たし動き自体も良かった。ラスト1Fで(馬体を)合わせて負荷もかけられたからね。状態の良さを感じた」と鞍上の手応えも十分。休み明けや距離など今回は不安が先立つが、好調・岩田の手綱で最後の1冠をしっかりと物にする。
提供:デイリースポーツ