土曜日の富士S(GIII・芝1600m)に出走するファイナルフォーム、日曜日の東京11RのブラジルC(オープン・ダ2100m)のリバティバランス、そして、天皇賞・秋1週前情報(ダークシャドウ&ジャガーメイル)について、堀宣行厩舎の橋本調教助手のコメントをお届けする。(取材・写真:佐々木祥恵)
■富士Sに出走予定のファイナルフォーム(牡3)。
「ラジオNIKKEI賞(GIII・芝1800m)優勝後は、山元トレセンに放牧に出ました。帰厩後は至って順調に来ています。追い切りの本数は1、2本少ないかなと思っていましたが、今日、福永騎手に騎乗してもらい、感触を確かめてもらったところ、重さは感じないと言ってくれました。体重は10キロ以上増えていると思いますが、成長分がその10キロプラスの中にどのくらいあるかですね。毛ヅヤや馬体の張りは申し分なく、元気です。春は、使いながら体が締まってアバラが透けてきていましたが、その時に比べるとまだ体が立派ですね。ただ、調教をやりながらピリッとしてきましたし、今日も仕掛けると反応していましたので、状態も良さそうで、態勢は整っています。古馬との初めての対戦で、厳しいレースにはなりそうですが、先のある馬ですし、良い内容の競馬ができればいいですね」
■ブラジルCに出走予定のリバティバランス(牡5)。
「前走の大沼S(オープン・ダ1700m)は、函館競馬場の小回りコースの外枠ということもあり、外々を回る厳しいレースになりました。府中では強い競馬をしていますし、今回はベストの舞台です。前走も外々を回らされたわりには、さほど負けていませんし、オープン特別ならやれるでしょう。しっかり追えていますので、力は出せる状態にあります」
■来週の天皇賞・秋に出走予定のダークシャドウ...