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ルーラーシップは事故渋滞に巻き込まれず決戦の地に一番乗り/天皇賞・秋

  • 2012年10月28日(日) 12時00分
競馬場へ到着した。中央道の事故渋滞に巻き込まれることもなく輸送をクリア。いつも通りの落ち着いた姿を見せた。事前発表馬体重は526キロ。前走に比べ30キロ増にも、岸本助手は「大きくなって成長していますから。全然気にしていない」と太めを否定した。

 レース当日の天気予報は午後からの降水確率が70%。「良馬場の方がいいけど、道悪もマイナスじゃない。ほかが苦にするなら降った方がいいのかな」。不良馬場のGIIを2勝するなど、晴雨は問わないタイプだ。

 JRA競走馬総合研究所がダービー出走時に計測したように、“飛ぶ走り”といわれたディープインパクトよりも、1完歩が大きいことで知られている。ただ、大きな跳びは一般的に道悪が苦手なはずだが…。「ウオッカも大きかったけど、道悪はうまくなかった。大きく跳ぶと普通は体がついてこないが、ルーラーはパワーがすごい」。同じ厩舎にいた名馬と比較しても、秀でた性能を説明する。

「何とか国内のGIを」。香港で初のGIを手にした良血馬が新たな勲章をつかむ。

提供:デイリースポーツ

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