4連勝でJDダービーを制した
ハタノヴァンクールが、初の古馬相手に連勝を伸ばすのか注目が集まる。今回は4カ月ぶりの実戦で、57キロと条件は楽ではないが、「派手さはないが、どんなパターンでも勝つからね」と昆師は愛馬に信頼を寄せる。四位を背に行われた1週前追い切りでは、栗東CWで6F80秒5-13秒6(一杯)。しまいはかかったが、意欲的に攻められて仕上がりは良好だ。「ひと夏を越して、トモの入りが良くなっている。ここで結果を出せるようなら楽しみだね」。ダート無敗のままJCダートへ向かいたい。
しぶとい先行力を武器に、前走の
白山大賞典で重賞3勝目をマークした
ニホンピロアワーズ。この中間も順調にきており、栗東CWで行われた1週前追い切りでは6F84秒0-12秒0(仕掛け)をマーク。追ってからの反応が良好で鋭い動きを披露した。「状態は変わらないけど、調子の変動が少なくて自分で体をつくる馬。JCダートが目標だけど、ここもいい状態で出せる」と小形厩務員の出来の良さを強調する。これまで20戦して掲示板を外したのが昨年のJCダートの1回のみ。昨年3着時より力をつけた今年はさらなる上位進出が可能だ。
提供:デイリースポーツ